結論からいうと、新NISAで何を買うべきか迷う初心者は、まず低コストの全世界株式インデックスファンドを軸に考えるのが現実的です。
代表的な選択肢としては、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、いわゆる「オルカン」があります。1本で世界中の株式に広く分散できるため、30〜40代の会社員や子育て世帯でも管理しやすい投資信託です。
一方で、米国企業の成長に期待するならS&P500連動型の投資信託も有力です。ただし、S&P500は米国株への集中度が高くなるため、全世界株式との違いを理解したうえで選ぶことが大切です。
筆者自身は、この2択でS&P500を選びました。人口増加の傾向や株式関連の法整備を考えると、少なくともこの10年程度のスパンでは米国の優位性は揺るがないと判断したからです。ただし、これはあくまで筆者個人の考え方であり、どちらが正解とは言い切れません。大切なのは、自分が納得できる理由を持って選ぶことです。
この記事では、投資初心者の30〜40代会社員に向けて、新NISAで何を買うべきか、投資信託の選び方、1本で始める考え方、商品選びで失敗しないポイントをわかりやすく解説します。筆者が実際に経験したコロナショック時の不安や、個別株で失敗した体験も交えながら説明します。
「オルカンとS&P500のどちらがよいか」を先に比較したい方は、S&P500とオルカンの違いを比較した記事も参考にしてください。オルカンを中心に考えたい方は、オルカンだけでいいのかを解説した記事もあわせて確認すると理解しやすいです。
商品がある程度決まったら、次は証券口座選びです。楽天証券とSBI証券で迷っている方は、楽天証券とSBI証券の違いを比較した記事も参考にしてください。
結論|新NISAで初心者が買うなら低コストの全世界株式が有力
新NISAで何を買うべきか迷ったら、まず候補にしたいのは低コストの全世界株式インデックスファンドです。
全世界株式インデックスファンドは、日本、米国、ヨーロッパ、新興国など、世界中の株式に広く分散して投資できる商品です。
代表的な商品としては、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)などがあります。いわゆる「オルカン」と呼ばれる投資信託です。
初心者が新NISAで迷いやすいのは、「どの商品が一番儲かるか」を探そうとしてしまうからです。しかし、長期投資では短期的に一番上がる商品を当てることより、無理なく続けられる商品を選ぶことの方が重要です。
その意味で、全世界株式は初心者でも理解しやすく、1本で幅広く分散できるため、新NISAの最初の選択肢として考えやすい商品です。
| タイプ | おすすめの考え方 |
|---|---|
| 何を買うか迷っている | 全世界株式インデックスファンドを軸に考える |
| 米国の成長に期待したい | S&P500連動型の投資信託も有力 |
| 新興国を少なめにしたい | 先進国株式インデックスファンドも選択肢 |
| 投資初心者で管理を簡単にしたい | まずは1本で始める |
オルカンを1本で持つ考え方について詳しく知りたい方は、オルカンだけでいいのかを解説した記事も参考になります。
また、S&P500と迷っている方は、S&P500とオルカンの違いを比較した記事で、それぞれの特徴を確認しておきましょう。
毎月いくら積み立てるか迷っている方は、投資はいくらから始めるべきか?初心者は月1万円でもOKな理由も参考にしてください。
筆者が実際に経験して気づいたこと
商品の説明をする前に、筆者が投資を続ける中で実際に感じたことをお伝えします。理屈よりも、経験者のリアルな話の方が参考になることも多いからです。
コロナショックで「売るべきか」と悩んだ話
積立投資を続けていると、必ず相場が大きく下落する局面があります。筆者もコロナショックのとき、資産が大きく目減りするのを目の当たりにしました。
「これは未曾有の事態だ。今すぐ売った方がいいのではないか」と本気で考えました。
それでも売らなかったのは、過去の歴史を知っていたからです。世界大戦後も、リーマンショック後も、株式市場は長い目で見れば回復してきました。その歴史的な事実が、不安な時期を乗り越える支えになりました。
もし当時売っていたら、その後の回復局面での利益は得られなかったことになります。長期投資において、下落時に売らないことの重要性を身をもって感じた経験です。
個別株で失敗した話
筆者はかつて、安易に個別株に手を出したことがあります。今振り返ると、これは明らかな失敗でした。
当時の自分は、現在の株価がどういった水準なのか、今後どうなりそうかという展望もなく買っていました。そのため、「いつ売ればいいか」の判断がまったくできなかったのです。
インデックスファンドであれば、「長期で持ち続ける」という判断基準がシンプルです。しかし個別株は、企業の財務状況や業界動向を継続的に追わなければ、売り買いの判断が難しくなります。初心者が最初から個別株に集中することをおすすめしない理由は、ここにあります。
積立額の決め方で大切だと思うこと
筆者が積立額を決めるうえで意識していることがあります。それは、収入が増えても住宅費・生活費の水準を変えないということです。
生活水準を固定しておくと、収入の増加分がそのまま投資に回せる余力になります。逆に、収入に合わせて生活水準を上げてしまうと、どれだけ稼いでも投資に回せる金額が増えにくくなります。
また、教育費については、金額の多寡よりも「どこにお金と時間をかけるか」というタイムパフォーマンスを重視する考え方が、筆者には合っていました。
もちろんこれは筆者個人の考え方です。家庭ごとに事情は異なりますが、「何にお金をかけるかを意識的に決める」という姿勢は、投資を無理なく続けるうえで参考になるかもしれません。
積立を続けてわかったこと
積立を始めた最初の頃は、正直なところ効果をまったく感じられませんでした。毎月少額を積み立てても、資産が増えている実感がなかったからです。
しかし、継続していると、ある時期から雪だるま式に資産が増えていく様子を実感できるようになりました。これは、複利の力が数字として見えてきた瞬間でした。
今では、最初の商品選択で正しい方向を選べたことを強く感じています。始めた最初の選択が、長く続けるための土台になったと思っています。
新NISAで何を買うか迷う3つの理由
新NISAで何を買えばいいかわからなくなるのは、決して珍しいことではありません。むしろ、初心者が迷うのは自然です。
主な理由は次の3つです。
理由1|商品の種類が多すぎる
新NISAでは、投資信託、国内株、米国株、ETFなど、さまざまな商品を買うことができます。
選択肢が多いこと自体はメリットですが、初心者にとっては迷う原因にもなります。
特に投資信託だけでも多くの商品があり、名前も似ています。そのため、「どれが本当に自分に合っているのか」がわかりにくくなります。
理由2|失敗したくない気持ちが強い
30〜40代は、住宅ローン、教育費、老後資金など、お金の悩みが増えやすい時期です。
そのため、「新NISAで失敗したくない」「損したくない」という気持ちが強くなり、商品選びに慎重になりすぎることがあります。
もちろん、慎重に選ぶことは大切です。ただし、完璧な商品を探し続けて投資を始められない状態になると、長期投資の時間を失ってしまいます。
理由3|情報が多すぎる
SNSやYouTubeでは、新NISAのおすすめ商品が数多く紹介されています。
「オルカンがいい」「S&P500がいい」「高配当株がいい」など、さまざまな意見を見るほど、初心者はかえって判断しにくくなります。
大切なのは、他人にとっての正解ではなく、自分が納得して長く続けられる商品を選ぶことです。
新NISAの商品選びでは、流行や短期的な成績だけでなく、自分の目的やリスク許容度に合っているかを重視しましょう。
新NISAで買う商品を選ぶ5つの基準
新NISAで買う商品を選ぶときは、ランキングや人気だけで判断しない方が安全です。
初心者は、次の5つの基準を満たしているかを確認しましょう。
1. 長期で持ち続けやすいか
新NISAは、短期売買よりも長期の資産形成に向いている制度です。
そのため、短期間で大きな利益を狙う商品よりも、10年、20年と持ち続けやすい商品を選ぶことが大切です。
投資信託の中でも、広く分散されたインデックスファンドは、初心者が長期で持ちやすい代表的な選択肢です。
筆者がコロナショックの下落局面でも売らずに持ち続けられたのは、「自分が何に投資しているか」を理解していたからだと感じています。仕組みがわかっている商品は、不安な局面でも判断しやすくなります。
2. 十分に分散されているか
投資では、1つの会社や1つの国に集中しすぎると、値動きが大きくなりやすくなります。
初心者の場合は、できるだけ複数の国や企業に分散できる商品を選ぶと、心理的にも続けやすくなります。
全世界株式インデックスファンドであれば、1本で世界中の株式に分散できます。
3. コストが低いか
投資信託を選ぶときは、信託報酬を確認しましょう。
信託報酬とは、投資信託を保有している間にかかるコストのことです。
長期投資では、コストの差が将来のリターンに影響します。初心者が新NISAで投資信託を選ぶなら、できるだけ低コストのインデックスファンドを中心に考えるのが現実的です。
目安としては、信託報酬が年率0.1〜0.2%程度、またはそれ以下の商品を確認するとよいでしょう。ただし、信託報酬や条件は変更されることがあるため、購入前には必ず最新情報を確認してください。
4. 自分が理解できるか
よくわからない商品を買うと、値下がりしたときに不安になりやすくなります。
逆に、「自分は何に投資しているのか」を理解できていれば、一時的に下落しても冷静に続けやすくなります。
たとえば、全世界株式なら「世界中の株式に広く投資している」、S&P500なら「米国の代表的な大型企業に投資している」と理解できます。
筆者が個別株で失敗したのも、「今の株価がどういう水準で、将来どうなりそうか」という展望がないまま買ってしまったことが原因でした。自分が理解できない商品は、売り買いの判断もできなくなります。初心者ほど、複雑な商品よりも、仕組みがわかりやすい商品を選びましょう。
5. 無理なく継続できるか
新NISAでは、商品選びと同じくらい継続が重要です。
どれだけ良い商品を選んでも、家計が苦しくなって途中で積立をやめてしまうと、長期投資の効果を得にくくなります。
30〜40代の会社員は、生活費や教育費、住宅費とのバランスを考えながら、無理のない金額で始めることが大切です。
筆者が意識しているのは、収入が増えても生活水準を上げないことです。住宅費や生活費を固定しておくと、投資に回せる余力が自然に確保できます。生活水準を収入に合わせて上げてしまうと、投資への余力がいつまでも生まれにくくなります。
まずは少額からでも問題ありません。続けられる金額で始めて、家計に余裕が出たら増額する考え方で十分です。
初心者が検討しやすい投資信託3タイプ
新NISAで初心者が選びやすい投資信託は、主に次の3タイプです。
| 商品タイプ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 全世界株式 | 世界中の株式に広く分散できる | 迷ったときにシンプルに始めたい人 |
| S&P500 | 米国の代表的な大型企業に投資できる | 米国の成長に期待したい人 |
| 先進国株式 | 先進国中心に分散できる商品が多い | 新興国を少なめにしたい人 |
1. 全世界株式インデックスファンド
初心者が新NISAで迷ったときに、最もシンプルな選択肢になりやすいのが全世界株式インデックスファンドです。
全世界株式は、日本、米国、ヨーロッパ、新興国など、世界中の株式に広く分散して投資できます。
「どの国が今後伸びるかわからない」「米国だけに集中するのは少し不安」という人は、全世界株式を1本持つ考え方が合いやすいです。
オルカンを1本で持つ考え方について詳しく知りたい方は、オルカンだけでいいのか?S&P500と迷う初心者向けに判断基準を解説も参考になります。
2. S&P500連動型インデックスファンド
S&P500連動型の投資信託は、米国の代表的な大型企業にまとめて投資できる商品です。
米国企業の成長力に期待する人にとっては、有力な選択肢になります。
代表的な商品としては、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)などがあります。
筆者自身がS&P500を選んだ理由は、人口増加の傾向や株式関連の法整備を踏まえると、少なくともこの10年程度のスパンでは米国の優位性は崩れにくいと判断したからです。ただしこれはあくまで個人的な見方であり、将来の結果を保証するものではありません。
ただし、S&P500は米国株式への比重が大きくなります。全世界株式よりも米国に集中するため、米国経済や為替の影響を受けやすい点は理解しておきましょう。
S&P500と全世界株式で迷っている方は、S&P500とオルカンどっち?初心者向けに違いと選び方を比較も参考になります。
3. 先進国株式インデックスファンド
先進国株式インデックスファンドは、米国だけでなく、ヨーロッパなどの先進国にも分散できる投資信託です。
全世界株式には新興国も含まれることが多いですが、先進国株式は新興国を含まない商品が多いため、「新興国の値動きは少し不安」という人に向いています。
ただし、先進国株式も米国の比率が高くなりやすい点には注意が必要です。
全世界株式よりも新興国を抑えつつ、先進国中心に投資したい人には選択肢の一つになります。
迷ったら全世界株式を1本で始める考え方
新NISAで何を買うか迷う初心者は、まず全世界株式インデックスファンドを1本選ぶだけでも十分にシンプルです。
理由は、全世界株式の中ですでに多くの国や企業に分散されているからです。
たとえば、全世界株式インデックスファンドを1本持てば、米国、日本、ヨーロッパ、新興国など、幅広い地域の株式に投資できます。
初心者が最初から複数の商品を組み合わせると、かえって中身が重複することがあります。
たとえば、全世界株式にS&P500を追加すると、米国株式の比率が高くなります。分散しているつもりでも、実際には米国への集中度が上がっている場合があります。
複数の商品を持つこと自体が悪いわけではありません。ただし、なぜその商品を追加するのかを説明できないなら、まずは1本で始める方がシンプルです。
投資に慣れてから、必要に応じて商品を追加したり、積立額を調整したりしても遅くありません。
オルカン1本でよいか迷う方は、オルカンだけでいいのかを解説した記事も参考にしてください。
S&P500と全世界株式はどっちがいい?
新NISAでよく比較されるのが、S&P500と全世界株式です。
どちらも初心者に人気のある投資対象ですが、考え方には違いがあります。
| 比較項目 | 全世界株式 | S&P500 |
|---|---|---|
| 投資対象 | 世界中の株式 | 米国の代表的な大型企業 |
| 分散性 | 高い | 米国に集中 |
| 向いている人 | 幅広く分散して始めたい人 | 米国の成長に期待したい人 |
| 注意点 | 米国以外にも投資するためリターンが分散される | 米国市場や為替の影響を受けやすい |
迷う場合は、全世界株式を選ぶとシンプルです。
一方で、米国企業の成長を信じて長く持てるなら、S&P500も有力です。
どちらが絶対に正解というより、自分が納得して長期で持てる方を選ぶことが大切です。
S&P500とオルカンの違いをさらに詳しく比較したい方は、S&P500とオルカンどっち?初心者向けに違いと選び方を比較も参考にしてください。
S&P500のリスクが気になる方は、S&P500は危険?過去データとリスクから冷静に判断するも参考になります。
新NISAで個別株や高配当株は買うべき?
新NISAでは、投資信託だけでなく、個別株や高配当株を買うこともできます。
ただし、初心者が最初から個別株や高配当株を中心にする必要はありません。
個別株は、特定の企業の業績や株価に大きく左右されます。高配当株も、配当が魅力に見える一方で、株価の下落や減配のリスクがあります。
筆者自身も、かつて個別株に安易に手を出して後悔した経験があります。現在の株価がどういった水準なのか、今後どう動きそうかという見通しもないまま買ったため、売り買いの判断がまったくできませんでした。投資判断の根拠がないまま個別株を持つのは、想像以上に難しいものです。
もちろん、個別株や高配当株が悪いわけではありません。しかし、投資経験が少ないうちは、まず低コストのインデックスファンドで土台を作る方がわかりやすいです。
投資に慣れてきてから、余裕資金の一部で個別株や高配当株を検討するくらいで十分です。
新NISAを実際に始める手順
新NISAで買う商品が決まったら、実際に積立設定をしていきます。
大まかな流れは以下の通りです。
- 証券口座を開設する
- 新NISA口座を申し込む
- 毎月の積立額を決める
- 投資信託を1本選ぶ
- 積立設定をする
- 短期の値動きに振り回されず、長期で続ける
最初に悩みやすいのが、証券会社選びです。
楽天証券とSBI証券はどちらも利用者が多く、新NISAでも候補にしやすい証券会社です。ただし、ポイント経済圏、クレカ積立、画面の使いやすさなどで違いがあります。
楽天証券とSBI証券で迷っている方は、こちらの記事で比較しています。
楽天証券とSBI証券はどっちがいい?違い・比較・使い分けを初心者向けに解説
また、投資自体を何から始めればよいか不安な方は、以下の記事も参考になります。
30〜40代会社員が新NISAで注意すべきこと
新NISAは資産形成に役立つ制度ですが、始め方を間違えると家計の負担になることもあります。
30〜40代の会社員が特に注意したいのは、次の3つです。
1. 生活防衛資金まで投資に回さない
投資信託は元本保証ではありません。相場が下がれば、評価額が一時的に大きく減ることもあります。
そのため、生活費や急な出費に備えるお金まで投資に回すのは避けましょう。
教育費、住宅関連費、車の購入費など、近いうちに使う予定のお金は、無理に投資しない方が安心です。
一般的な目安として、生活費の3〜6ヶ月分程度を現金や預金として手元に残したうえで、余剰資金を投資に回す考え方が参考になります。ただし、必要な生活防衛資金の額は家庭ごとに異なります。
2. 短期の値下がりで売らない
新NISAで長期投資をしていても、短期的には値下がりする時期があります。
特に株式中心の投資信託は、相場環境によって大きく動きます。
大切なのは、値下がりしたときに慌てて売らないことです。
筆者はコロナショックのとき、大きな下落を目の前にして「売るべきか」と真剣に悩みました。それでも持ち堪えられたのは、過去の歴史として大戦後もリーマンショック後も株式市場は長期的に回復してきた、という事実を知っていたからです。下落時に感じる不安は誰でも同じです。それでも売らずに続けるための支えになるのが、長期的な視点と無理のない積立金額です。
最初から無理のない金額で積み立てておけば、相場が悪い時期でも続けやすくなります。
3. 「もっと良い商品」を探し続けない
新NISAを始めてから、「やっぱり別の商品の方がよかったのではないか」と気になることがあります。
SNSや投資系メディアでは、つねに新しい「おすすめ商品」が紹介されます。しかし、毎回気になって乗り換えを繰り返すことは、長期投資の妨げになりやすいです。
大切なのは、最初に自分が納得して選んだ商品を、長く持ち続けることです。商品を選ぶ基準を自分の中で決めておけば、余計な情報に振り回されにくくなります。
筆者が積立を続けてわかったのも、「始めた最初の選択が正しい方向だった」という実感でした。最初の選択で完璧を目指すより、まず始めて続けることの方が、長い目で見れば重要だと感じています。
よくある質問(FAQ)
新NISAで最初に買う商品は何がいいですか?
迷ったら、まず低コストの全世界株式インデックスファンド(オルカン)を1本選ぶのがシンプルです。1本で世界中の株式に分散できるため、初心者でも管理しやすいです。米国の成長に期待したい場合は、S&P500連動型も有力な選択肢になります。どちらが絶対に正解というわけではなく、自分が納得できる理由を持って選ぶことが大切です。
オルカンとS&P500はどちらがいいですか?
「どちらが上がるか」は、事前にはわかりません。迷う場合は、全世界株式(オルカン)の方がシンプルです。米国の成長を信じて長期で持ち続けられるなら、S&P500も有力です。詳しくはS&P500とオルカンを比較した記事を参考にしてください。
新NISAで個別株は買わない方がいいですか?
初心者が最初から個別株を中心にする必要はありません。個別株は企業の財務状況や業界動向を継続的に追う必要があり、売り買いの判断が難しくなります。筆者自身も個別株で失敗した経験があります。まずはインデックスファンドで土台を作り、慣れてきてから個別株を検討するくらいで十分です。
積立を途中でやめてしまっても大丈夫ですか?
家計が苦しくなったときは、無理に続けることより、積立額を減らす・一時停止するなど柔軟に対応する方が安心です。長期投資は継続することが重要ですが、生活を犠牲にしてまで続ける必要はありません。最初から無理のない金額で始めておくと、相場が悪い局面でも続けやすくなります。
下落したときに売らないためにはどうすればいいですか?
「自分が何に投資しているか」を理解しておくことが大切です。全世界株式やS&P500のように仕組みがわかりやすい商品は、下落時でも冷静に判断しやすくなります。また、過去の株式市場が大戦後・リーマンショック後にも長期的に回復してきた歴史を知っておくことも、不安な局面を乗り越える助けになります。筆者もコロナショック時にこの経験をしました。
楽天証券とSBI証券はどちらで始めればいいですか?
どちらも新NISAに対応しており、初心者が選びやすい証券会社です。ポイント経済圏の違いや、クレカ積立の条件などで異なります。詳しくは楽天証券とSBI証券を比較した記事で確認してください。
この記事を書いた人
Takai|40代・会社員(IT系)
投資歴8年。つみたてNISA中心のインデックス投資と個別の高配当株で、夫婦の世帯資産7,000万円を運用(2026年6月時点)。住宅ローンと2人の子育てを抱える会社員として、「家族を守るための資産形成」を実体験ベースで発信しています。FP等の資格は持たない一個人投資家として、自分が実際にやったこと・調べたことだけを書いています。

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